グループウェアとネットワークサービス
ワークショップ 2007

プログラムをアップしました!
参加申し込みに関する事項に,お支払い&宿泊場所の情報をアップしました!
一般論文のカメラレディ〆切が延長されました(10/17まで)
査読付論文の投稿〆切が2週間延長されました!(8/24まで)
日時: 2007年11月8日(木)〜9日(金)
場所: ホテル磯部ガーデン(群馬県安中市磯部)
(インターネットはご利用いただけません)
主催: 情報処理学会グループウェアとネットワークサービス研究会

目次

  1. はじめに
  2. 対象分野キーワード
  3. 募集カテゴリ
  4. 日程 (※一部変更あり)
  5. プログラム
  6. 参加に関して
  7. 発表申込み
  8. 実行委員会

1. はじめに

インターネット,モバイル,センサネットワークなど情報交換・流通のためのインフラが整い,入出力技術や現実と仮想をシームレスに結ぶ技術の進展によって,ユビキタス社会が身近なものとなってきました.このような社会で私たちが快適で便利な生活をしていくためには,人と情報とのつながり,ネットワークを通した人と人とのつながり,ネットワークにより形成される集団と個とのつながりなど,従来の枠組みを超えたこれらの新たなつながりに関する研究が必要不可欠です.

これらを問題意識とした研究交流・意見交換の場として,本ワークショップは始まり,今回第4回目となります.論文発表に加えて通常研究会の発表形式には収まりにくい構想や提案,検討段階の研究などの発表・議論の場ともなっており,毎年,温泉付き泊り込み形式による和やかかつ忌憚のない議論に花が咲いています.大好評のナイトセッションでは,楽しい雰囲気の中,研究や夢について熱く語り合ってください.それ以外の場所,例えば,湯の中,食事の最中でも,きっと有意義な時間を過ごすことができるでしょう.

今回もベストペーパ賞とベストプレゼンテーション賞を設け,ポジションペーパーへの授賞も予定しています. 情報処理学会非会員の方でも,グループウェアとネットワークサービス研究会の登録会員でない方でも,自由に参加可能です.皆様の多様な考えを,この場を利用して議論したいと考えていますので,是非ご投稿ください.

2. 対象分野キーワード

1. 協調基盤技術

情報共有,同期/非同期コミュニケーション,組織知/集合知とナレッジマネジメント,共有仮想環境(仮想空間,拡張現実,複合現実),グループウェアインタフェース,協調エージェント,エスノメソドロジー

2. グループウェア応用

協調作業支援,発想/思考支援,意思決定支援,学習支援,モバイルシステム,ユビキタスシステム

3. ネットワークサービスとコミュニティ

ソーシャルネットワーク,ソーシャルインタラクション,コミュニティ支援,社会/行政サービス,遠隔教育サービス,Webサービス,セマンティックウェブ

3. 募集カテゴリ

■ 査読付論文(最大6頁)

査読により採録/査読付論文セッションにて発表

■ 一般論文(最大6頁)

通常研究会と同様の発表申込により受付/一般論文セッションにて発表

■ ポジションペーパー(最大2頁で書式自由)

発表申込により受付(新しいアイディア,問題提起,検討段階の研究など議論したい内容を記載)/ワークショップセッションにて発表

4. 日程

■ 査読論文投稿〆切

2007年8月10日(金)
2007年8月24日(金) 終了

■ 一般論文・ポジションペーパー発表申込〆切

2007年9月7日(金)
2007年9月21日(金) 終了

■ カメラレディ原稿(全てのカテゴリ)〆切

2007年10月5日(金)
2007年10月17日(水) 終了

■ 参加申込〆切

2007年11月1日(木)

5. プログラム

PDF版がここからダウンロードいただけます.

◆11月8日(木)

13:00 - 13:05 開会

13:05 - 14:20 セッション1:ソーシャルネットワークとその分析(一般論文)3件
  1. Sencha: 人間関係を用いて発言を修飾するチャットシステム, 加藤貴之,関戸亮介,服部隆志(慶応義塾大)
  2. OSSコミュニティにおける共同作業プロセス理解のための中心性分析, 大平雅雄,まつ本真佑,前島弘敬,亀井靖高,松本健一(奈良先端大)
  3. 複数のサブコミュニティを有するOSSコミュニティにおけるコーディネータの分析, 伊原彰紀,前島弘敬,まつ本真佑,亀井靖高,大平雅雄,松本健一(奈良先端大)
14:30 - 15:45 セッション2:作業支援(査読付き論文)3件
  1. 無線センサネットワークの災害現場への適用に向けた検討, 爰川知宏(NTTサービスインテグレーション基礎研究所), 小橋善嗣(NTTソフトウェア), 鄭懿, 峰野博史, 陳恵芳, 水野忠則(静岡大学)
  2. 生体情報を利用したVR空間における個人作業への没頭支援手法, 林雅樹,宮田章裕,山本翔太,岡田謙一(慶應義塾大学大学院)
  3. 同調行動を考慮した行動予測手法の提案, 杉山 阿葵, 江木 啓訓, 高田 格, 岡田 謙一(慶應義塾大学大学院)
15:55 - 17:35 セッション3:ソーシャルメディア(一般論文)4件
  1. 携帯画面を教員・学生間で共有する授業支援システムの開発, 藤井諭,青山博一,石本真一(松江工業高等専門学校),中田圭亮((株)アクティス)
  2. ソーシャルブックマークにおける間接互恵性とその機構, 石川 孝,Piyanuch Klaisubun(日本工業大学大学院)
  3. Fostering Collaborative Information Gathering in Social Bookmarking Service, Piyanuch Klaisubun, Masahiro Honma, Takashi Ishikawa(日本工業大学大学院)
  4. グループ内のコンテキストを利用したメッセージ送信支援システムの構築, 永井克之,勝間田仁(日本工業大学大学院)
20:15 - 21:30 セッション4:ナイトセッション(ポジションペーパー)5件
  1. 絵文字の文法はS+V+O もしくは S+O+V?, 宗森純,ムンヤティ ヤティド,伊藤淳子(和歌山大学)
  2. 仮想マシン技術を用いたNGN 時代のSaaS における構築運用とデータ共有活用に関する課題, 竹田義聡,森川修一,楓仁志,菅野幹人 (三菱電機)
  3. 時空間情報を基につながるCubicSNSの提案, 池内希,陳泓,金群(早稲田大学)
  4. モバイル検索のためのスクロールなしのインタフェース, シュティフ ロマン 陳 健 金 群(早稲田大学)
  5. 自己拡張を実現するためのデジタルメディアの可能性, 中舘 俊一 シュティフ ロマン 金 群(早稲田大学)

◆11月9日(金)

9:00 - 10:40 セッション5:情報の共有(査読付き論文)4件
  1. コーディネータのコミュニティ媒介性の評価指標の提案, 前島弘敬,まつ本真佑,亀井靖高,柿元健,大西洋司,大平雅雄,松本健一(奈良先端大)
  2. ConfShare: 学術会議情報共有サービス, 高田哲司 (産業技術総合研究所)
  3. 授業支援のための投票機能付き匿名相互レビューシステム, 角田篤泰(名古屋大学)
  4. グループに適応する広告システムGASの開発と評価, 瓶子和幸,井上智雄(筑波大学大学院)
10:50 - 12:05 セッション6:情報アクセスとプライバシー(一般論文)3件
  1. WebサービスのMashupによる情報アクセス共有支援環境の試作, 陳泓,池内希,金群(早稲田大学)
  2. ユーザモデルを利用したルールの自動的な学習・推論によるプライバシ保護手法の提案, 金子浩平,内田達人,敷田幹文(北陸先端大)
  3. 他者の評価を考慮した情報の自律的交換およびランキング手法, 玉井祐輔,高田秀志(立命館大学)
13:30 - 15:10 セッション7:コミュニケーション支援(一般論文)4件
  1. 遠隔ビデオコミュニケーションシステムのための仮想共有面の実装方式, 平田圭二,原田康徳,高田敏弘,青柳滋己,白井良成,山下直美,大和淳司,梶克彦(NTT コミュニケーション科学基礎研究所)
  2. 社会的インタラクションのコンテンツ化のためのアーキテクチャ, 梶克彦,平田圭二 (NTTコミュニケーション科学基礎研究所)
  3. コンタクト情報を基点としたWeb-Local 統合コミュニケーションインタフェース, 阿部 裕介(筑波大学大学院),井上 智雄(筑波大学大学院,国立情報学研究所)
  4. 対話フレーズによる検索画像情報を付加したチャットシステム, 堀口悟史,井上亮文,星徹(東京工科大学)

6. 参加に関して

費用(事前登録(2週間前 10/24 まで))

費用(事前登録後)

参加申し込み方法

参加をご希望の方は下記(1)の必要事項を(2)の申込先まで電子メールでお送りください.

すでに発表を申し込まれた方も改めて参加申し込みが必要になります.上記と同様に(1)の必要事項を(2)の申込先まで電子メールでお送りください.

(1) 必要事項

(2) 申込先

gnws-reg [at] i-lab.cs.teu.ac.jp
[at] は@に置き換えてください

お支払いに関して

当日の現金支払いは,原則受け付けておりませんのでご注意ください.

宿泊場所に関して

宿泊場所はワークショップ会場のホテルになります.なお,インターネットはご利用できませんのであらかじめご了承下さい.

7. 発表申込み

■ 方法

発表申込みは e-mail による投稿のみとする.Word 形式,もしくはPDF 形式で作成したファイルを添付し,以下をメール本文に記載すること.

■申込先

プログラム委員 (gnws2007 [at] is.naist.jp)

8. ワークショップ実行委員会

■ 実行委員長

宗森 純(和歌山大)

■ 実行委員

市村 哲(東京工科大),鵜飼 孝典(富士通研),井上 亮文(東京工科大), 大平 雅雄(奈良先端大),岡田 昌也(ATR),酒井 三四郎(静岡大),服部 哲(神奈川工科大),重野 寛(慶応大),谷川 桂子(日立),竹内 晃一(沖電気)

情報のアップデートは下記のURLにて行われますので最新の情報をご確認ください.
http://www.ipsj.or.jp/sig/gw/