グループウェアとネットワークサービスワークショップ 2009
Groupware & Network service Workshop 2009
■ お知らせ
- 「7. プログラム」を公開しました (2009.8.26)
- 「6. 参加登録」に 参加登録受付Webページ をオープンしました (2009.8.11)
- 一般論文・ポジションペーパーの発表申込〆切を8月12日(水)に延長しました (2009.8.5)
- 「参加登録」にて,〆切と料金について公開 (2009.8.3)
- 「発表申し込み方法」「論文投稿方法」を追記 (2009.7.28)
- 「発表申し込み方法」にフォーマットに関する情報を追記 (2009.7.15)
- 査読付き論文の締め切りが延長されました 7/2 → 7/16 (2009.7.1)
- HPを開設しました (2009.6.3)
1. はじめに
インターネット,モバイル,センサネットワークなど情報交換・流通のための
インフラが整い,入出力技術や現実と仮想をシームレスに結ぶ技術の進展によっ
て,ユビキタス社会が身近なものとなってきました.このような社会で私たち
が快適で便利な生活をしていくためには,人と情報とのつながり,ネットワー
クを通した人と人とのつながり,ネットワークにより形成される集団と個との
つながりなど,従来の枠組みを超えたこれらの新たなつながりに関する研究が
必要不可欠です.
これらを問題意識とした研究交流・意見交換の場として,本ワークショップは
始まり,今回第6回目となります.論文発表に加えて通常研究会の発表形式には
収まりにくい構想や提案,検討段階の研究などの発表・議論の場ともなってお
り,毎年,温泉付き泊り込み形式による和やかかつ忌憚のない議論に花が咲い
ています.今年は初秋の軽井沢にて開催いたします.
大好評のナイトセッションでは,楽しい雰囲気の中,研究や夢について熱く語
り合ってください.それ以外の場所,例えば,湯の中,食事の最中でも,きっ
と有意義な時間を過ごすことができるでしょう.今回もベストペーパ賞とベス
トプレゼンテーション賞を設け,ポジションペーパーへの授賞も予定していま
す. 情報処理学会非会員の方でも,グループウェアとネットワークサービス研
究会の登録会員でない方でも,自由に参加可能です.
皆様の多様な考えを,この場を利用して議論したいと考えていますので,是非
ご投稿ください.
2. 対象分野キーワード
- 協調基盤技術:情報共有,同期/非同期コミュニケーション,組織知/ 集合
知とナレッジマネジメント,共有仮想環境(サイバースペース,拡張現実,
複合現実),グループウェアインタフェース,協調エージェント,エスノメ
ソドロジー
- グループウェア応用:協調作業/学習支援,発想/思考支援,モバイル/ ユ
ビキタスシステム
- ネットワークサービス/コミュニティ:ソーシャルネットワーク,ソーシャ
ルインタラクション,コミュニティ支援,社会/行政サービス,遠隔教育サー
ビス,セマンティックウェブ
これらのキーワードに限らず広い分野での論文を募集します
3. 募集カテゴリ
- 査読付論文(最大6頁):査読により採録/査読付論文セッションにて発表.
- 一般論文(最大6頁):通常研究会と同様の発表申込により受付/一般論文セッ
ションにて発表.
- ポジションペーパー(最大2頁で書式自由):発表申込により受付(新しい
アイディア,問題提起,検討段階の研究など議論したい内容を記載)/ワー
クショップセッションにて発表.
4. 日程
- 申込,論文受付開始:2009年6月11日(木)
- 査読付論文締切(最大6頁原稿):2009年7月2日(木) → 2009年7月16日(木) 終了しました
- 一般論文,ポジションペーパー申込締切:2009年8月6日(木) → 2009年8月12日(水)
- カメラレディ原稿(全てのカテゴリ)締切:2009年8月20日(木)
5. 発表申し込み方法・原稿送付先
発表申し込み・原稿送付先
gnws2009@is.naist.jp
発表申し込み方法
以下をメール本文に記載すること.
- 発表題目
- 発表概要(50字程度)
- 著者名(連名の場合は全員の氏名と所属,登壇者に○)
- 連絡先(代表者1名の住所,氏名,所属,e-mail)
- 論文の種類(査読付論文,一般論文,ポジションペーパー)
- 論文推薦の希望(あり or なし)
- GN研究会のメーリングリストの登録希望(あり or なし)
査読付き論文,一般論文のフォーマット
Word形式もしくはPDF形式で作成し,ファイルをメールに添付すること.各テン
プレートは,情報処理学会の 「研究報告原稿作成について」 からダウンロー
ドできます.
■ LaTeXスタイルファイルを利用して原稿を作成する場合
\documentclass
のオプションに techrep
を指定してください.
例: \documentclass[techrep]{ipsjpapers}
- 著者紹介,受付日付,採録日付は必要ありません.
\begin{biography}
から \end{biography}
までを削除(あるいはコメント
アウト)することで,著者紹介,受付日付,採録日付が表示されなくなりま
す.
- ページ番号は必要ありません.
\maketitle
コマンドの次の行に以下の2行
を追加してください.
\pagestyle{empty}
\thispagestyle{empty}
■ MS-Word で論文を作成する場合
sig-ms2009
をご使用ください.
- ページ番号は必要ありません.
ポジションペーパーのフォーマット
ポジションペーパーの原稿フォーマットは自由です.
6. 参加登録
申し込み方法
こちらのページ からお申し込みください.
事前登録料金
事前登録は終了いたしました.
- 研究会登録会員 : 24,000円
- 学会正会員・非会員 : 28,000円
- 学生会員 : 16,000円
料金
現在は以下の料金で参加登録を受け付けております.
- 研究会登録会員 : 29,000円
- 学会正会員・非会員 : 33,000円
- 学生会員 : 21,000円
7. プログラム
◆ 発表時間
- 査読付き論文 / 一般論文 : 25分(発表15分 + 質疑10分)
- ポジションペーパ : 15分(発表10分 + 質疑5分)
◆ 9月17日(木)
13:00 - 13:05 開会
13:05 - 14:45 セッション1: コミュニケーションメディア(査読付論文 x 4件)
- 非同期遠隔コミュニケーションのための微笑み通信メディア, ○中茂睦裕, 玉木秀和, 東野豪, 小林稔(NTT)
- 大型ビデオコミュニケーションシステムとモバイル端末の接続手法, ○梶克彦, 平田圭二, 原田康徳, 白井良成(NTT)
- 人のコミュニケーションリズムに着目した映像通信メディア, ○玉木秀和, 中茂睦裕, 東野豪, 小林稔, 鈴木由里子(NTT)
- 装着型偶発的コミュニケーション記録装置の開発, ○高麗友理子, 井上智雄(筑波大)
15:00 - 16:15 セッション2: 環境(招待講演 x 1件,一般論文 x 1件)
- [招待講演] エネルギー消費の現状 ― 電子計算機とルータの省エネ対策, ○松下温(経済産業 省エネルギー調査会基準部会 電子計算機およびルータ小委員会委員長)
- 次世代バーコードを用いたCO2表示システム, ○戸田暁博, 江原正規, 井上亮文, 星徹(東京工科大)
16:30 - 17:45 セッション3: 検索と推薦(一般論文 x 3件)
- 創発の考え方に基づく情報検索ナビゲーションシステム, ○竹安功, 藤野剛, 小山徳章(東芝)
- イベント開催通知メールに基づく関連コンテンツのプリフェッチ, ○玉野浩嗣、中村匡伸、片山透(NEC)
- 検索支援システムの提案と評価, ○菊地克朗(日立)
21:00 - 21:15 セッション4: 2008年度(第1回)GN研究賞 表彰式
21:15 - 22:00 セッション5: ナイトセッション(ポジションペーパー x 3件)
- OSSの開発状況理解支援のための可視化手法の提案, ○伊原彰紀, まつ本真祐, 大平雅雄, 松本健一(奈良先端大)
- グループ知を作る知識プロセスの提案, ○由井薗隆也(北陸先端大)
- 複数の情報源を時間軸上に統合する研究情報共有システム, ○櫨山淳雄, 近藤吏(東京学芸大)
◆ 9月18日(金)
8:30 - 9:45 セッション6: 活動支援(査読付論文 x 3件)
- 地域密着型ボランティア活動支援システムの開発と運用~若年層のボランティアに関する意識向上~, ○高岡詠子(上智大), 小泉智美, 高橋和寛(千歳市社協)
- 画像による行き先掲示板システム, ○中田豊久(新潟国際情報大)
- OSS開発における情報交換の効率改善へ向けたタイムラグ分析手法の提案, ○小山貴和子, 伊原彰紀, まつ本真佑, 亀井靖高, 大平雅雄, 松本健一(奈良先端大)
10:00 - 11:15 セッション7: 多言語環境と社会(一般論文 x 3件)
- 多言語用例対訳共有システムTackPadにおける用例評価手法の比較, ○福島拓、吉野孝(和歌山大)
- Environment in retrospect communication in critical emotion toward design about information route and community in searching tool with narrative to technology, ○糸魚川幸宏(Wisdom Inc.)
- 多言語対面会議支援システムのためのAll for one型支援の効果, ○宮部真衣、吉野孝(和歌山大)
11:30 - 12:20 セッション8: 記録と伝達(査読付論文 x 2件)
- 短期的な世代交代のある組織における注記事項伝承システムの提案, ○橋本峻平(電通大), 関良明(NTT), 諏訪博彦(電通大)
- 3 つの異なる座標系における実物体共有遠隔MR作業指示, ○松山岳史, 岡嶋雄太(慶大), 坂内祐一(キヤノン), 岡田謙一(慶大、JST)
13:20 - 15:00 セッション9: 組織と作業支援(一般論文 x 4件)
- PC操作支援技術の提案, ○恵木正史, 直野健, 櫻井隆雄(日立)
- 集団意思決定への参加感を高めるトーナメント型議論, ○西田健志, 山崎敬一(埼玉大)
- 組織目標と個人の思いの関係の分析ツール, ○小林紀之, 鵜飼孝典, 青山浩二(富士通)
- マルチディスプレイ環境における並行作業を支援する操作性向上手法, ○木本亮司, 市村哲(東京工科大)
8. 過去の開催
- 2008年 千葉県勝浦市 勝浦ホテル三日月
- 2007年 群馬県安中市 ホテル磯部ガーデン
- 2006年 静岡県伊東市 ホテル暖香園
- 2005年 群馬県水上市 水上館
- 2004年 栃木県日光市 鬼怒川グランドホテル
■ ワークショップ実行委員会
実行委員長
小林 稔(NTT)
実行委員
市村 哲(東京工科大),井上 亮文(東京工科大),大平 雅雄(奈良先端
大),金子 聡(日本アイ・ビー・エム・サービス),酒井 三四郎(静岡大),
重野 寛(慶應大),竹内 晃一(沖電気),櫨山 淳雄(東京学芸大),服部
哲(神奈川工科大),由井薗 隆也(北陸先端大)
[index]
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Last updated:
2009-08-26
,
Akifumi Inoue
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