グループウェアとネットワークサービス
ワークショップ 2013

Groupware & Network service Workshop 2013
日時 2013年11月28日(木),29日(金)
場所 石和温泉 華やぎの章 慶山 (山梨県笛吹市石和町)
主催 情報処理学会グループウェアとネットワークサービス研究会
■ お知らせ
1. はじめに
2. 対象分野キーワード
3. 募集カテゴリ
4. 日程
5. 発表申し込み方法・原稿送付先
6. 参加登録
7. プログラム
◆ 発表時間
◆ 11月28日(木)
◆ 11月29日(金)
8. 過去の開催
■ ワークショップ実行委員会

■ お知らせ

1. はじめに

インターネット,モバイル,センサネットワークなど情報交換・流通のためのインフラが整い,入出力技術や現実と仮想をシームレスに結ぶ技術の進展によって,ユビキタス社会が身近なものとなってきました.このような社会で私たちが快適で便利な生活をしていくためには,人と情報とのつながり,ネットワークを通した人と人とのつながり、ネットワークにより形成される集団と個とのつながりなど,従来の枠組みを超えたこれらの新たなつながりに関する研究が必要不可欠です.

これらを問題意識とした研究交流・意見交換の場として本ワークショップは始まり,今回第10回目となります.論文発表に加えて通常研究会の発表形式には収まりにくい構想や提案,検討段階の研究などの発表・議論の場ともなっており,毎年,温泉付き泊り込み形式による和やかかつ忌憚のない議論に花が咲いています.

大好評のナイトセッションでは,楽しい雰囲気の中,研究や夢について熱く語り合ってください.それ以外の場所,例えば,湯の中,食事の最中でも,きっと有意義な時間を過ごすことができるでしょう.今回もベストペーパ賞とベストプレゼンテーション賞を設け,ポジションペーパーへの授賞も予定しています. 情報処理学会非会員の方でも,グループウェアとネットワークサービス研究会の登録会員でない方でも,自由に参加可能です.

皆様の多様な考えを,この場を利用して議論したいと考えていますので,是非ご投稿ください.

2. 対象分野キーワード

  1. 協調基盤技術:情報共有,同期/非同期コミュニケーション,組織知/集合知と ナレッジマネジメント,共有仮想環境(サイバースペース,拡張現実, 複合現実),グループウェアインタフェース,協調エージェント,エスノメソドロジー
  2. グループウェア応用:協調作業/学習支援,発想/思考支援,モバイル/ ユビキタスシステム
  3. ネットワークサービス/コミュニティ:ソーシャルネットワーク,ソーシャル インタラクション,コミュニティ支援,社会/行政サービス,遠隔教育サービス, セマンティックウェブ

これらのキーワードに限らず広い分野での論文を募集します

3. 募集カテゴリ

4. 日程

5. 発表申し込み方法・原稿送付先

発表申し込み・原稿送付先

メールアドレス:gnws2013 at siggn.sakura.ne.jp (atを@に置き換えてください)

発表申し込み方法

発表申込みはe-mail による投稿のみとします.Word 形式,もしくはPDF形式で作成したファイルを添付し,以下をメール本文に記載して下さい.

査読付き論文,一般論文のフォーマット

Word形式もしくはPDF形式で作成し,ファイルをメールに添付すること. 各テンプレートは,情報処理学会の 「研究報告原稿作成について」 からダウンロードできます.

■ LaTeXスタイルファイルを利用して原稿を作成する場合
■ MS-Word で論文を作成する場合

ポジションペーパーのフォーマット

ポジションペーパーの原稿フォーマットは自由です.

6. 参加登録

こちらのページ からお申し込みください.

2013年11月16日(土)以降は、5,000円増しとなります.

参加区分 事前登録料金
(2013/11/15(金)まで)
登録料金
(2013/11/16(土)以降)
GN研究会登録会員 22,000円 27,000円
情報処理学会正会員・非会員 26,000円 31,000円
情報処理学会学生会員 14,000円 19,000円

7. プログラム

◆ 発表時間

◆ 11月28日(木)<1日目>

開会挨拶 13:30-13:40

セッション1:地域情報活用技術 (13:40-15:20) (座長:服部 哲(神奈川工科大))

  1. 街歩きで作り出す都市の様相地図―位置情報付きの様相記録収集の取り組み―(査読付き論文)
    ○宮部 真衣, 北 雄介, 久保 圭, 荒牧 英治(京都大)
  2. 商店街と客のコミュニケーションのきっかけを作るTwitter連動型デジタルサイネージ (一般論文)
    ○渡邊 貴之(東京工科大)
  3. 集合的フィールドワーク - 「群衆の叡智」を活用した地域づくり支援のための一手法の提案 - (ポジションペーパ)
    ○堀田 竜士, 涌井 美帆子, 三井 実, 高橋 正道(富士ゼロックス)
  4. クラウドソーシング×対話×フィールドワーク ~集合知を使った地域活性化策の抽出のトライアル実験~ (ポジションペーパ)
    ○高橋 正道, 三井 実, 涌井 美帆子, 堀田 竜士(富士ゼロックス)

セッション2:情報機器活用コミュニケーション (15:40-17:00) (座長:中村 亮太(湘北短大))

  1. 災害時避難支援システムにおける災害モードの平常時利用効果の検証 (一般論文)
    ○濵村 朱里(和歌山大), 福島 拓(静岡大), 吉野 孝, 江種 伸之(和歌山大)
  2. タブレットを用いた切り絵練習帳の開発 (一般論文)
    ○東 孝文, 金井 秀明(北陸先端大)
  3. タブレット・メディアによる「拡張コミュニケーション」―聴覚障害児に学ぶライフログの活用―(ポジションペーパ)
    ○柴田 邦臣(大妻女子大), 阿由葉 大生(東京大), 小河 千了, 服部 哲(神奈川工科大)

◆ 11月29日(金)<2日目>

セッション3:実空間インタラクションと協働作業 (9:30-10:20) (座長:江木 啓訓(神戸大))

  1. 役者の位置関係・視線方向を考慮した演劇自習支援システムの提案 (査読付き論文)
    ○山崎 剛, 呉 洋, 岡田 謙一(慶應大)
  2. Ambient facilitator: 姿勢から参加態度を判別し発言の促進や抑制を図るディスカッション支援システムの提案 (ポジションペーパ)
    ○市野 順子(電通大), 西野 哲生, 八木 佳子(イトーキ)

セッション4:知識共有、協調作業 (10:40-12:10) (座長:市野 順子(電通大))

  1. OSS開発におけるレビュアー間の合意形成の分析 (査読付き論文)
    ○林 宏徳, 伊原 彰紀, 松本 健一(奈良先端大)
  2. 貢献情報の提示による用例対訳登録に対する動機付けの効果 (一般論文)
    ○西田 祥子(和歌山大), 福島 拓(静岡大), 吉野 孝(和歌山大)
  3. クラウドソーシングとマイクロブログを用いた多言語用例対訳の評価手法の提案 (一般論文)
    ○山本 里美(和歌山大), 福島 拓(静岡大), 吉野 孝(和歌山大)

セッション5:知識共有促進手法・ツール (13:30-14:40) (座長:福島 拓(静岡大))

  1. あつくかたるくん:SNS利用者の興味・関心にもとづいた発言公開範囲制限手法の提案と実装 (一般論文)
    ○中谷 奈緒, 塚田 晃司(和歌山大)
  2. グループ活動のための菓子を活用した支援システムに関する検討 (ポジションペーパ)
    ○江木 啓訓(神戸大), 尾澤 重知, 森 裕生(早稲田大)
  3. Webベースの研究室活動支援システムの検討 (ポジションペーパ)
    ○由井薗 隆也, 姜 家偉, 趙 新博(北陸先端大)

閉会 15:00頃

8. 過去の開催

■ ワークショップ実行委員会

実行委員長

市村 哲(東京工科大)

実行委員

大平 雅雄(和歌山大),岡嶋 成司(富士通研),岡田 尚(NTT),岡本 昌之(東芝), 金井 秀明(北陸先端大),杉山 治(京都大/ATR),中村 亮太(湘北短大),三樹 弘之(沖電気)