グループウェアとネットワークサービス
ワークショップ 2013
Groupware & Network service Workshop 2013
■ お知らせ
- プログラムを公開しました (2013.11.10)
- 参加登録料金を公開しました (2013.10.25)
- 査読付論文の投稿締切を延長しました (2013.9.9)
- Webページを公開しました (2013.8.4)
1. はじめに
インターネット,モバイル,センサネットワークなど情報交換・流通のためのインフラが整い,入出力技術や現実と仮想をシームレスに結ぶ技術の進展によって,ユビキタス社会が身近なものとなってきました.このような社会で私たちが快適で便利な生活をしていくためには,人と情報とのつながり,ネットワークを通した人と人とのつながり、ネットワークにより形成される集団と個とのつながりなど,従来の枠組みを超えたこれらの新たなつながりに関する研究が必要不可欠です.
これらを問題意識とした研究交流・意見交換の場として本ワークショップは始まり,今回第10回目となります.論文発表に加えて通常研究会の発表形式には収まりにくい構想や提案,検討段階の研究などの発表・議論の場ともなっており,毎年,温泉付き泊り込み形式による和やかかつ忌憚のない議論に花が咲いています.
大好評のナイトセッションでは,楽しい雰囲気の中,研究や夢について熱く語り合ってください.それ以外の場所,例えば,湯の中,食事の最中でも,きっと有意義な時間を過ごすことができるでしょう.今回もベストペーパ賞とベストプレゼンテーション賞を設け,ポジションペーパーへの授賞も予定しています. 情報処理学会非会員の方でも,グループウェアとネットワークサービス研究会の登録会員でない方でも,自由に参加可能です.
皆様の多様な考えを,この場を利用して議論したいと考えていますので,是非ご投稿ください.
2. 対象分野キーワード
- 協調基盤技術:情報共有,同期/非同期コミュニケーション,組織知/集合知と
ナレッジマネジメント,共有仮想環境(サイバースペース,拡張現実,
複合現実),グループウェアインタフェース,協調エージェント,エスノメソドロジー
- グループウェア応用:協調作業/学習支援,発想/思考支援,モバイル/
ユビキタスシステム
- ネットワークサービス/コミュニティ:ソーシャルネットワーク,ソーシャル
インタラクション,コミュニティ支援,社会/行政サービス,遠隔教育サービス,
セマンティックウェブ
これらのキーワードに限らず広い分野での論文を募集します
3. 募集カテゴリ
- 査読付論文(原則として6~8頁程度):査読により採録/査読付論文セッションにて発表.
- 一般論文(原則として6~8頁程度):通常研究会と同様の発表申込により受付/一般論文セッションにて発表.
- ポジションペーパー(最大2頁で書式自由):発表申込により受付(新しいアイディア,問題提起,検討段階の研究など議論したい内容を記載)/ワークショップセッションにて発表.
4. 日程
- 申込,論文受付開始:2013年 7月12日(金)
- 査読付論文締切:2013年
9月13日(金) → 9月23日(月)(延長しました)
- 一般論文,ポジションペーパー申込締切:
2013年10月18日(金) → 10月28日(月)(延長しました)
- カメラレディ原稿(全てのカテゴリ)締切:
2013年10月25日(金) → 11月1日(金)(延長しました)
5. 発表申し込み方法・原稿送付先
発表申し込み・原稿送付先
メールアドレス:gnws2013 at siggn.sakura.ne.jp (atを@に置き換えてください)
発表申し込み方法
発表申込みはe-mail による投稿のみとします.Word 形式,もしくはPDF形式で作成したファイルを添付し,以下をメール本文に記載して下さい.
- 発表題目
- 発表概要(50字程度)
- 著者名(連名の場合は全員の氏名と所属,登壇者に○)
- 連絡先(代表者1名の住所,氏名,所属,e-mail)
- 論文の種類(査読付論文,一般論文,ポジションペーパー)
- 論文推薦の希望(あり or なし)
- GN研究会のメーリングリストの登録希望(あり or なし)
査読付き論文,一般論文のフォーマット
Word形式もしくはPDF形式で作成し,ファイルをメールに添付すること.
各テンプレートは,情報処理学会の
「研究報告原稿作成について」 からダウンロードできます.
■ LaTeXスタイルファイルを利用して原稿を作成する場合
\documentclass
のオプションに techrep
を指定してください.
例: \documentclass[techrep]{ipsjpapers}
- 著者紹介,受付日付,採録日付は必要ありません.
\begin{biography}
から \end{biography}
までを削除
(あるいはコメントアウト)することで,著者紹介,受付日付,採録日付が表示されなく
なります.
- ページ番号は必要ありません.
\maketitle
コマンドの次の行に以下の2行
を追加してください.
\pagestyle{empty}
\thispagestyle{empty}
■ MS-Word で論文を作成する場合
sig-ms2012
をご使用ください.
- ページ番号は必要ありません.
ポジションペーパーのフォーマット
ポジションペーパーの原稿フォーマットは自由です.
6. 参加登録
こちらのページ からお申し込みください.
2013年11月16日(土)以降は、5,000円増しとなります.
参加区分 |
事前登録料金
(2013/11/15(金)まで) |
登録料金
(2013/11/16(土)以降) |
GN研究会登録会員 |
22,000円 |
27,000円 |
情報処理学会正会員・非会員 |
26,000円 |
31,000円 |
情報処理学会学生会員 |
14,000円 |
19,000円 |
7. プログラム
◆ 発表時間
- 査読付き論文/一般論文 : 30分(目安:発表20分+質疑10分)
- ポジションペーパ : 20分(目安:発表10分+質疑10分)
◆ 11月28日(木)<1日目>
開会挨拶 13:30-13:40
セッション1:地域情報活用技術 (13:40-15:20) (座長:服部 哲(神奈川工科大))
- 街歩きで作り出す都市の様相地図―位置情報付きの様相記録収集の取り組み―(査読付き論文)
○宮部 真衣, 北 雄介, 久保 圭, 荒牧 英治(京都大)
- 商店街と客のコミュニケーションのきっかけを作るTwitter連動型デジタルサイネージ (一般論文)
○渡邊 貴之(東京工科大)
- 集合的フィールドワーク - 「群衆の叡智」を活用した地域づくり支援のための一手法の提案 - (ポジションペーパ)
○堀田 竜士, 涌井 美帆子, 三井 実, 高橋 正道(富士ゼロックス)
- クラウドソーシング×対話×フィールドワーク ~集合知を使った地域活性化策の抽出のトライアル実験~ (ポジションペーパ)
○高橋 正道, 三井 実, 涌井 美帆子, 堀田 竜士(富士ゼロックス)
セッション2:情報機器活用コミュニケーション (15:40-17:00) (座長:中村 亮太(湘北短大))
- 災害時避難支援システムにおける災害モードの平常時利用効果の検証 (一般論文)
○濵村 朱里(和歌山大), 福島 拓(静岡大), 吉野 孝, 江種 伸之(和歌山大)
- タブレットを用いた切り絵練習帳の開発 (一般論文)
○東 孝文, 金井 秀明(北陸先端大)
- タブレット・メディアによる「拡張コミュニケーション」―聴覚障害児に学ぶライフログの活用―(ポジションペーパ)
○柴田 邦臣(大妻女子大), 阿由葉 大生(東京大), 小河 千了, 服部 哲(神奈川工科大)
◆ 11月29日(金)<2日目>
セッション3:実空間インタラクションと協働作業 (9:30-10:20) (座長:江木 啓訓(神戸大))
- 役者の位置関係・視線方向を考慮した演劇自習支援システムの提案 (査読付き論文)
○山崎 剛, 呉 洋, 岡田 謙一(慶應大)
- Ambient facilitator: 姿勢から参加態度を判別し発言の促進や抑制を図るディスカッション支援システムの提案 (ポジションペーパ)
○市野 順子(電通大), 西野 哲生, 八木 佳子(イトーキ)
セッション4:知識共有、協調作業 (10:40-12:10) (座長:市野 順子(電通大))
- OSS開発におけるレビュアー間の合意形成の分析 (査読付き論文)
○林 宏徳, 伊原 彰紀, 松本 健一(奈良先端大)
- 貢献情報の提示による用例対訳登録に対する動機付けの効果 (一般論文)
○西田 祥子(和歌山大), 福島 拓(静岡大), 吉野 孝(和歌山大)
- クラウドソーシングとマイクロブログを用いた多言語用例対訳の評価手法の提案 (一般論文)
○山本 里美(和歌山大), 福島 拓(静岡大), 吉野 孝(和歌山大)
セッション5:知識共有促進手法・ツール (13:30-14:40) (座長:福島 拓(静岡大))
- あつくかたるくん:SNS利用者の興味・関心にもとづいた発言公開範囲制限手法の提案と実装 (一般論文)
○中谷 奈緒, 塚田 晃司(和歌山大)
- グループ活動のための菓子を活用した支援システムに関する検討 (ポジションペーパ)
○江木 啓訓(神戸大), 尾澤 重知, 森 裕生(早稲田大)
- Webベースの研究室活動支援システムの検討 (ポジションペーパ)
○由井薗 隆也, 姜 家偉, 趙 新博(北陸先端大)
閉会 15:00頃
8. 過去の開催
- 2012年 東京農工大学 小金井キャンパス(東京都小金井市)
- 2011年 南知多温泉郷 海栄館鯱亭(愛知県知多郡南知多町山海海岸)
- 2010年 ナスパニューオータニ (新潟県南魚沼郡湯沢町)
- 2009年 軽井沢倶楽部 ホテル軽井沢1130(群馬県吾妻郡嬬恋村)
- 2008年 千葉県勝浦市 勝浦ホテル三日月
- 2007年 群馬県安中市 ホテル磯部ガーデン
- 2006年 静岡県伊東市 ホテル暖香園
- 2005年 群馬県水上市 水上館
- 2004年 栃木県日光市 鬼怒川グランドホテル
■ ワークショップ実行委員会
実行委員長
市村 哲(東京工科大)
実行委員
大平 雅雄(和歌山大),岡嶋 成司(富士通研),岡田 尚(NTT),岡本 昌之(東芝),
金井 秀明(北陸先端大),杉山 治(京都大/ATR),中村 亮太(湘北短大),三樹 弘之(沖電気)