グループウェアとネットワークサービス
ワークショップ 2014

Groupware & Network service Workshop 2014
日時 2014年11月27日(木),28日(金)
場所 ニューウェルシティ湯河原 (静岡県熱海市)
主催 情報処理学会グループウェアとネットワークサービス研究会
■ お知らせ
1. はじめに
2. 対象分野キーワード
3. 募集カテゴリ
4. 日程
5. 発表申し込み方法・原稿送付先
6. 参加登録
7. プログラム
◆ 発表時間
◆ 11月27日(木)
◆ 11月28日(金)
8. 過去の開催
■ ワークショップ実行委員会

■ お知らせ

1. はじめに

インターネット,モバイル,センサネットワークなど情報交換・流通のためのインフラが整い,入出力技術や現実と仮想をシームレスに結ぶ技術の進展によって,ユビキタス社会が身近なものとなってきました.このような社会で私たちが快適で便利な生活をしていくためには,人と情報とのつながり,ネットワークを通した人と人とのつながり、ネットワークにより形成される集団と個とのつながりなど,従来の枠組みを超えたこれらの新たなつながりに関する研究が必要不可欠です.

これらを問題意識とした研究交流・意見交換の場として本ワークショップは始まり,今回第11回目となります.論文発表に加えて通常研究会の発表形式には収まりにくい構想や提案,検討段階の研究などの発表・議論の場ともなっており,毎年,温泉付き泊り込み形式による和やかかつ忌憚のない議論に花が咲いています.

大好評のナイトセッションでは,楽しい雰囲気の中,研究や夢について熱く語り合ってください.それ以外の場所,例えば,湯の中,食事の最中でも,きっと有意義な時間を過ごすことができるでしょう.今回もベストペーパ賞とベストプレゼンテーション賞を設け,ポジションペーパーへの授賞も予定しています. 情報処理学会非会員の方でも,グループウェアとネットワークサービス研究会の登録会員でない方でも,自由に参加可能です.

皆様の多様な考えを,この場を利用して議論したいと考えていますので,是非ご投稿ください.

2. 対象分野キーワード

  1. 協調基盤技術:情報共有,同期/非同期コミュニケーション,組織知/集合知と ナレッジマネジメント,共有仮想環境(サイバースペース,拡張現実, 複合現実),グループウェアインタフェース,協調エージェント,エスノメソドロジー
  2. グループウェア応用:協調作業/学習支援,発想/思考支援,モバイル/ ユビキタスシステム
  3. ネットワークサービス/コミュニティ:ソーシャルネットワーク,ソーシャル インタラクション,コミュニティ支援,社会/行政サービス,遠隔教育サービス, セマンティックウェブ,クラウドソーシング,ゲーミフィケーション

これらのキーワードに限らず広い分野での論文を募集します

3. 募集カテゴリ

4. 日程

5. 発表申し込み方法・原稿送付先

発表申し込み・原稿送付先

メールアドレス:gnws2014 at siggn.sakura.ne.jp (atを@に置き換えてください)

発表申し込み方法

発表申込みはe-mail による投稿のみとします.Word 形式,もしくはPDF形式で作成したファイルを添付し,以下をメール本文に記載して下さい.

査読付き論文,一般論文のフォーマット

Word形式もしくはPDF形式で作成し,ファイルをメールに添付すること. 各テンプレートは,情報処理学会の 「研究報告原稿作成について」 からダウンロードできます.

■ LaTeXスタイルファイルを利用して原稿を作成する場合
■ MS-Word で論文を作成する場合

ポジションペーパーのフォーマット

ポジションペーパーの原稿フォーマットは自由です.

6. 参加登録

こちらのページ からお申し込みください.
2014年11月15日(土)以降は、5,000円増しとなります.

参加費は宿泊費,食費込みの金額です.

参加費に関しては,会議開催日の3日前までに,確認メールに記載の銀行口座にお振込みをお願いします.

参加区分 事前登録料金
(2014/11/14(金)まで)
登録料金
(2014/11/15(土)以降)
GN研究会登録会員 23,000円 28,000円
情報処理学会正会員・非会員 27,000円 32,000円
情報処理学会学生会員 15,000円 20,000円

7. プログラム

◆ 発表時間

◆ 11月27日(木)<1日目>

開会挨拶 13:00-13:10

セッション1:イノベーション支援システム (13:10-14:55) (座長:大平雅雄(和歌山大))

  1. モチベーション維持に着目したフィードバック視覚化機能をもつ分散ブレインストーミング支援ツールの開発と評価(査読付き論文
    ○古川洋章(JAIST)、川路崇博(大月短大)、由井薗隆也(JAIST)
  2. 個人とグループの創造性を支援する統合システム「イノベーションコンパス」の提案(一般論文)
    ○加藤美治(富士通/電気通信大)、橋山智訓、田野俊一(電気通信大)
  3. グループ共有が可能なWebデスクトップの構築(一般論文)
    ○鈴木啓真、兼子正勝 (電気通信大)
  4. ノードの分散配置による会議空間構成手法に関する研究(一般論文)
    ○高瀬宗祐、大槻麻衣、葛岡英明(筑波大)、山下直美(NTT)

セッション2:交通システムへの応用 (15:10-16:50) (座長:岡本昌之(東芝))

  1. IDベース暗号を用いた車々間・路車間通信認証方式の提案とその評価(一般論文)
    ○レ スアン ヒウ、井手口哲夫、奥田隆史、田学軍(愛知県立大)
  2. 追加型自動加速制御の提案と渋滞解消への適用・評価(一般論文)
    ○畔柳英健、井手口哲夫、奥田隆史、田学軍(愛知県立大)
  3. 車車間通信環境における信頼度共有アルゴリズムを用いたパケット破棄攻撃への対策(一般論文)
    ○加藤平成、井手口哲夫、奥田隆史、田学軍(愛知県立大)
  4. 監視情報の告知を利用した放置駐輪の抑制に関する研究(一般論文)
    ○桑原周 金井秀明(北陸先端大)

◆ 11月28日(金)<2日目>

セッション3:地域情報活用システム (9:00-11:00) (座長:市村哲(東京工科大))

  1. センサデータサーバにおける空間情報を用いたデータ分散手法の検討(査読付き論文
    ○永井琢也、満田成紀、福安直樹、松延拓生、鰺坂恒夫(和歌山大)
  2. 位置情報に基づいた避難所内SNS利用者間情報共有システム(一般論文)
    ○小島竜也、塚田晃司(和歌山大)
  3. パノラマ動画を用いた観光支援システムの開発
    ○藤原佑歌子、吉野孝、児玉康宏、吉住千亜紀、尾久土正己(和歌山大)
  4. みんなの力でクラウドファンディング-集合知による地域活性化プロジェクト形成検証-(ポジションペーパー)
    ○三井実、高橋正道、堀田竜士(富士ゼロックス)
  5. 中小企業が持つ取引先ネットワーク情報の可視化(ポジションペーパー)
    ○塩澤秀和、吉田佳祐(玉川大)

セッション4:ヒューマンアクション支援システム (11:15-12:40) (座長:金井秀明(北陸先端大))

  1. 音声認識による認知症・発達障害スクリーニングは可能か?-言語能力測定システム"言秤"の提案-(査読付き論文
    ○宮部真衣,四方朱子(京都大),久保圭(大阪大),荒牧英治(京都大)
  2. つぶやきからTo-Doを発掘する:入力負荷を軽減したTo-Do管理システムの提案(一般論文)
    ○谷岡遼太(和歌山大)、宮部真衣(京都大)、吉野孝(和歌山大)
  3. 人型入力デバイスを用いた演出家による舞台役者への遠隔演技指導(一般論文)
    ○藤重想、山崎剛、岡田謙一(慶応大)
  4. マイクロタスクによるイラスト作成手法の提案(一般論文)
    ○佐々木孝輔、平田章、井上智雄(筑波大)

セッション5:協調作業支援システム (14:00-16:15) (座長:伊原彰紀(奈良先端大))

  1. 聴覚障害児・者のコミュニケーションを支援するAndroidアプリの開発(査読付き論文
    ○服部哲(駒澤大),柴田邦臣(津田塾大)
  2. 協調作業支援のためのタブレット端末を用いた仮想テーブルトップ環境(査読付き論文
    ○伊藤直人、高田秀志(立命館大)
  3. 入退室時に利用者がとるポーズを用いた在室管理システムの提案(一般論文)
    ○田中優斗(和歌山大)、福島拓(静岡大)、吉野孝(和歌山大)
  4. 様々な業種で利用可能な勤務計画作成支援システムの提案(一般論文)
    ○遠藤祐司、桑原恒夫(神奈川大)
  5. テレプレゼンスロボットに表示される顔画像の注視方向知覚に関する研究(一般論文)
    ○川口一画、葛岡英明(筑波大)、鈴木雄介(沖電気)

閉会 16:30頃

8. 過去の開催

■ ワークショップ実行委員会

実行委員長

市村 哲(東京工科大)

実行委員

伊原 彰紀(奈良先端大),大平 雅雄(和歌山大),岡嶋 成司(富士通研),岡田 尚(NTT),岡本 昌之(東芝), 金井 秀明(北陸先端大),杉山 治(東京工業大),三樹 弘之(沖電気)