グループウェアとネットワークサービス
ワークショップ 2016
Groupware & Network service Workshop 2016
■ お知らせ
- 座長を掲載しました (2016.11.15)
- プログラムを掲載しました (2016.11.10)
- 発表一覧を掲載しました (2016.10.31)
- 参加登録情報を掲載しました (2016.10.31)
- 一般論文・ポジションペーパーの申込締切を10月21日(金)まで延長しました (2016.10.13)
- 査読付き論文の締切を9月19日(月)まで延長しました (2016.9.9)
- Webページを公開しました (2016.7.12)
目次
1. はじめに
インターネット,モバイル,センサネットワークなど情報交換・流通のためのインフラが整い,入出力技術や現実と仮想をシームレスに結ぶ技術の進展によって,ユビキタス社会が身近なものとなってきました.このような社会で私たちが快適で便利な生活をしていくためには,人と情報とのつながり,ネットワークを通した人と人とのつながり、ネットワークにより形成される集団と個とのつながりなど,従来の枠組みを超えたこれらの新たなつながりに関する研究が必要不可欠です.
これらを問題意識とした研究交流・意見交換の場として本ワークショップは始まり,今回第12回目となります.論文発表に加えて通常研究会の発表形式には収まりにくい構想や提案,検討段階の研究などの発表・議論の場ともなっており,毎年,温泉付き泊り込み形式による和やかかつ忌憚のない議論に花が咲いています.
研究発表以外にも,例年ナイトセッションやビブリオバトルなどの機会を設けており,楽しい雰囲気の中,研究や夢について熱く語り合えます.それ以外の場所,例えば,湯の中,食事の最中でも,きっと有意義な時間を過ごすことができるでしょう.今回もベストペーパ賞とベストプレゼンテーション賞を設け,ポジションペーパーへの授賞も予定しています. 情報処理学会非会員の方でも,グループウェアとネットワークサービス研究会の登録会員でない方でも,自由に参加可能です.
皆様の多様な考えを,この場を利用して議論したいと考えていますので,是非ご投稿ください.
2. 対象分野キーワード
- 協調基盤技術:情報共有,同期/非同期コミュニケーション,組織知/集合知と
ナレッジマネジメント,共有仮想環境(サイバースペース,拡張現実,
複合現実),グループウェアインタフェース,協調エージェント,エスノメソドロジー
- グループウェア応用:協調作業/学習支援,発想/思考支援,モバイル/
ユビキタスシステム
- ネットワークサービス/コミュニティ:ソーシャルネットワーク,ソーシャル
インタラクション,コミュニティ支援,社会/行政サービス,遠隔教育サービス,
セマンティックウェブ,クラウドソーシング,ゲーミフィケーション
これらのキーワードに限らず広い分野での論文を募集します
3. 募集カテゴリ
- 査読付論文(原則として6~8頁程度):査読により採録/査読付論文セッションにて発表.
- 一般論文(原則として6~8頁程度):通常研究会と同様の発表申込により受付/一般論文セッションにて発表.
- ポジションペーパー(最大2頁で書式自由):発表申込により受付(新しいアイディア,問題提起,検討段階の研究など議論したい内容を記載)/ワークショップセッションにて発表.
4. 日程
- 申込,論文受付開始:2016年 7月8日(金)
査読付論文締切:2016年9月19日(月)(締切りました)
- 一般論文,ポジションペーパー申込締切:2016年
10月14日(金) → 10月21日(金)(延長しました)
- カメラレディ原稿(全てのカテゴリ)締切:2016年
10月21日(金) → 10月28日(金)(延長しました)
5. 発表申し込み方法・原稿送付先
発表申し込み・原稿送付先
メールアドレス:gnws2016 at siggn.sakura.ne.jp (atを@に置き換えてください)
発表申し込み方法
発表申込みはe-mail による投稿のみとします.Word 形式,
もしくはPDF形式で作成したファイルを添付し,以下をメール本文に記載して
下さい.
一般論文とポジションペーパーに関しては,原稿はカメラレディ原稿締切までにご提出下さい.
- 発表題目
- 発表概要(50字程度)
- 著者名(連名の場合は全員の氏名と所属,登壇者に○)
- 連絡先(代表者1名の住所,氏名,所属,e-mail)
- 論文の種類(査読付論文,一般論文,ポジションペーパー)
- 論文推薦の希望(あり or なし)
- GN研究会のメーリングリストの登録希望(あり or なし)
査読付き論文,一般論文のフォーマット
Word形式もしくはPDF形式で作成し,ファイルをメールに添付すること.
各テンプレートは,情報処理学会の
「研究報告原稿作成について」 からダウンロードできます.
■ LaTeXスタイルファイルを利用して原稿を作成する場合
\documentclass
のオプションに techrep
を指定してください.
例: \documentclass[techrep]{ipsjpapers}
- 著者紹介,受付日付,採録日付は必要ありません.
\begin{biography}
から \end{biography}
までを削除
(あるいはコメントアウト)することで,著者紹介,受付日付,採録日付が表示されなく
なります.
- ページ番号は必要ありません.
\maketitle
コマンドの次の行に以下の2行
を追加してください.
\pagestyle{empty}
\thispagestyle{empty}
■ MS-Word で論文を作成する場合
sig-ms2012
をご使用ください.
- ページ番号は必要ありません.
ポジションペーパーのフォーマット
ポジションペーパーの原稿フォーマットは自由です.
6. 参加登録
こちらのページ からお申し込みください.
2016年11月8日(火)以降は、5,000円増しとなります.
参加費は宿泊費,食費込みの金額です.
参加費に関しては,確認メール(申込後に事務局より送付)に記載の銀行口座にお振込みをお願いします.
参加区分 |
事前登録料金
(2016/11/7(月)まで) |
登録料金
(2016/11/8(火)以降) |
GN研究会登録会員 |
24,000円 |
29,000円 |
情報処理学会正会員・非会員 |
28,000円 |
33,000円 |
情報処理学会学生会員 |
16,000円 |
21,000円 |
7. プログラム
◆ 発表時間
- 一般論文 : 30分(目安:発表20分+質疑10分)
- ポジションペーパ : 20分(目安:発表10分+質疑10分)
◆ 11月18日(金)<1日目>
開会挨拶 13:30-13:40
セッション1:創作・ソーシャル (13:40-15:00) (座長:岡嶋成司(富士通研))
- 熟練者の切り方技術を習得するためのスタイラスナイフの提案
(一般論文)
◯東孝文,金井秀明(北陸先端大)
- 音楽動画に対するソーシャルコメントと音響・映像特徴量を用いた印象推定手法の検討
(一般論文)
◯阿部和樹,土屋駿貴,大野直紀,中村聡史(明治大),山本岳洋(京都大)
- 視覚障がい者と健常者の共遊創作支援システムの検討
(ポジションペーパー)
◯鈴木達也,金井秀明(北陸先端大)
セッション2:業務・作業支援 (15:20-16:30) (座長:福島拓(大阪工業大))
- 時間・空間的進行状況を把握する飲食店卓管理システムの提案
(一般論文)
◯松永和也,佐々木龍太,竹渕瑛一,速水治夫(神奈川工科大)
- IoTを利用したサウンドエンジニアの働き方可視化システムの開発
(ポジションペーパー)
◯萩原卓也、井関晃広(パイオニア)
- コードレビューにおける誤評価する検証者の特定に向けて
(ポジションペーパー)
◯平尾俊貴,伊原彰紀,松本健一(奈良先端大)
セッション3:参加者交流セッション (16:40-17:40)
◆ 11月19日(土)<2日目>
セッション4:知識・データベース (9:00-10:20)(座長:伊原彰紀(奈良先端大))
- ”知識発現”を指向した複数観点からの知識モデルの検討
(一般論文)
◯西村悟史(産総研),大谷博,畠山直人,長谷部希恵子(医療法人社団はなまる会),福田賢一郎(産総研),來村徳信(立命館大),溝口理一郎(北陸先端大),西村拓一(産総研)
- 運動指導で用いられる言語表現の知識化と現場での評価技術の開発
(一般論文)
◯西村拓一,西村悟史(産総研),吉田康行(東工大),梁滋路,Huizhi LIANG(産総研),
中井信一,中井理恵(ダンスジャルダン),鴻巣久枝(日本ダンススポーツ連盟),今泉一哉
(東京医療保健大),丸山剛生(東工大)
- 3D形状をキーにした構造設計の事例検索方法の考察
(ポジションペーパー)
◯林宏興(富士通アドバンストテクノロジ)、山下智規(富士通アドバンストテクノロジ/北陸先端大)
セッション5:地域・観光 (10:40-11:40)(座長:由井薗隆也(北陸先端大))
- まちづくりワークショップにおける参加者意見の集約支援システム
(一般論文)
◯大井愛仁,森幹彦,喜多一,上田浩(京都大)
- ジオサイトの知名度向上を目的としたジオツアー支援システムの開発と評価
(一般論文)
◯谷口翔吾,榎田宗丈,吉野孝(和歌山大)
セッション6:安全・安心 (12:50-14:50)(座長:岡本昌之(東芝))
- 効率的な危機対応を支援する総合リスクマネジメント支援システムの検討
(一般論文)
◯倉恒子,小阪尚子,岸晃司,爰川知宏,前田裕二 (NTT)
- DTN環境において任意地点でデータ回収を可能にするシンクノード機能割当方式
(一般論文)
◯岸田隆祐,塚田晃司(和歌山大)
- システム状態を考慮した組込みシステム向けダイナミックファイアウォール
(一般論文)
◯鬼木明日香,佐藤健哉(同志社大)
- 防災情報提供botにおける気象警報・注意報の通知機能の検証
(一般論文)
◯榎田宗丈(和歌山大),福島拓(大阪工業大),吉野孝(和歌山大),本塚智貴(人と防災未来センター),江種伸之(和歌山大)
表彰/閉会 15:00頃
過去の開催
- 2015年 ホテルニュー塩原(栃木県那須塩原市)
- 2014年 ニューウェルシティ湯河原 (静岡県熱海市)
- 2013年 石和温泉 華やぎの章 慶山 (山梨県笛吹市石和町)
- 2012年 東京農工大学 小金井キャンパス(東京都小金井市)
- 2011年 南知多温泉郷 海栄館鯱亭(愛知県知多郡南知多町山海海岸)
- 2010年 ナスパニューオータニ (新潟県南魚沼郡湯沢町)
- 2009年 軽井沢倶楽部 ホテル軽井沢1130(群馬県吾妻郡嬬恋村)
- 2008年 千葉県勝浦市 勝浦ホテル三日月
- 2007年 群馬県安中市 ホテル磯部ガーデン
- 2006年 静岡県伊東市 ホテル暖香園
- 2005年 群馬県水上市 水上館
- 2004年 栃木県日光市 鬼怒川グランドホテル
■ ワークショップ実行委員会
実行委員長
市村 哲(大妻女子大)
実行委員
板井 志郎(早稲田大),伊原 彰紀(奈良先端大),大平 雅雄(和歌山大),岡嶋 成司(富士通研),岡本 昌之(東芝),杉山 治(東京工業大),由井薗 隆也(北陸先端大)