グループウェアとネットワークサービス
ワークショップ 2017
Groupware & Network service Workshop 2017
■ お知らせ
- 座長を掲載しました (2017.11.10)
- プログラムを掲載しました (2017.11.8)
- 発表一覧を掲載しました (2017.10.31)
- 参加登録情報を掲載しました (2017.10.31)
- Webページを公開しました (2017.7.31)
目次
1. はじめに
インターネット,モバイル,センサネットワークなど情報交換・流通のためのインフラが整い,入出力技術や現実と仮想をシームレスに結ぶ技術の進展によって,ユビキタス社会が身近なものとなってきました.このような社会で私たちが快適で便利な生活をしていくためには,人と情報とのつながり,ネットワークを通した人と人とのつながり、ネットワークにより形成される集団と個とのつながりなど,従来の枠組みを超えたこれらの新たなつながりに関する研究が必要不可欠です.
これらを問題意識とした研究交流・意見交換の場として本ワークショップは始まり,今回第14回目となります.論文発表に加えて通常研究会の発表形式には収まりにくい構想や提案,検討段階の研究などの発表・議論の場ともなっており,毎年,温泉付き泊り込み形式による和やかかつ忌憚のない議論に花が咲いています.
研究発表以外にも,例年ナイトセッションやビブリオバトル,参加者の交流セッション等を設けており,楽しい雰囲気の中,研究や夢について熱く語り合えます.それ以外の場所,例えば,湯の中,食事の最中でも,きっと有意義な時間を過ごすことができるでしょう.今回もベストペーパ賞とベストプレゼンテーション賞を設け,ポジションペーパーへの授賞も予定しています.情報処理学会非会員の方でも,グループウェアとネットワークサービス研究会の登録会員でない方でも,自由に参加可能です.
皆様の多様な考えを,この場を利用して議論したいと考えていますので,是非ご投稿ください.
2. 対象分野キーワード
- 協調基盤技術:情報共有,同期/非同期コミュニケーション,組織知/集合知と
ナレッジマネジメント,共有仮想環境(サイバースペース,拡張現実,
複合現実),グループウェアインタフェース,協調エージェント,エスノメソドロジー
- グループウェア応用:協調作業/学習支援,発想/思考支援,モバイル/
ユビキタスシステム
- ネットワークサービス/コミュニティ:ソーシャルネットワーク,ソーシャル
インタラクション,コミュニティ支援,社会/行政サービス,遠隔教育サービス,
セマンティックウェブ,クラウドソーシング,ゲーミフィケーション
これらのキーワードに限らず広い分野での論文を募集します
3. 募集カテゴリ
- 査読付論文(原則として6~8頁程度):査読により採録/査読付論文セッションにて発表.
- 一般論文(原則として6~8頁程度):通常研究会と同様の発表申込により受付/一般論文セッションにて発表.
- ポジションペーパー(最大2頁で書式自由):発表申込により受付(新しいアイディア,問題提起,検討段階の研究など議論したい内容を記載)/ワークショップセッションにて発表.
4. 日程
- 申込,論文受付開始:
2017年 7月31日(月)(締切りました)
- 査読付論文締切:
2017年 9月15日(金)(締切りました)
- 一般論文,ポジションペーパー申込締切:
2017年10月13日(金)(締切りました)
- カメラレディ原稿(全てのカテゴリ)締切:
2017年10月20日(金)(締切りました)
5. 発表申し込み方法・原稿送付先
発表申し込み・原稿送付先
メールアドレス:gnws2017 at siggn.sakura.ne.jp (atを@に置き換えてください)
発表申し込み方法
発表申込みはe-mail による投稿のみとします.Word 形式,
もしくはPDF形式で作成したファイルを添付し,以下をメール本文に記載して
下さい.
一般論文とポジションペーパーに関しては,原稿はカメラレディ原稿締切までにご提出下さい.
- 発表題目
- 発表概要(50字程度)
- 著者名(連名の場合は全員の氏名と所属,登壇者に○)
- 連絡先(代表者1名の住所,氏名,所属,e-mail)
- 論文の種類(査読付論文,一般論文,ポジションペーパー)
- 論文推薦の希望(あり or なし)
- GN研究会のメーリングリストの登録希望(あり or なし)
査読付き論文,一般論文のフォーマット
Word形式もしくはPDF形式で作成し,ファイルをメールに添付すること.
各テンプレートは,情報処理学会の
「研究報告原稿作成について」 からダウンロードできます.
■ LaTeXスタイルファイルを利用して原稿を作成する場合
\documentclass
のオプションに techrep
を指定してください.
例: \documentclass[techrep]{ipsjpapers}
- 著者紹介,受付日付,採録日付は必要ありません.
\begin{biography}
から \end{biography}
までを削除
(あるいはコメントアウト)することで,著者紹介,受付日付,採録日付が表示されなく
なります.
- ページ番号は必要ありません.
\maketitle
コマンドの次の行に以下の2行
を追加してください.
\pagestyle{empty}
\thispagestyle{empty}
■ MS-Word で論文を作成する場合
sig-ms2012
をご使用ください.
- ページ番号は必要ありません.
ポジションペーパーのフォーマット
ポジションペーパーの原稿フォーマットは自由です.
6. 参加登録
こちらのページ からお申し込みください.
2017年11月10日(金)以降は、5,000円増しとなります.
参加費は宿泊費,食費込みの金額です.
参加費に関しては,確認メール(申込後に事務局より送付)に記載の銀行口座にお振込みをお願いします.
参加区分 |
事前登録料金
(2016/11/9(木)まで) |
登録料金
(2016/11/10(金)以降) |
GN研究会登録会員 |
24,000円 |
29,000円 |
情報処理学会正会員・非会員 |
28,000円 |
33,000円 |
情報処理学会学生会員 |
16,000円 |
21,000円 |
7. プログラム
◆ 発表時間
- 査読付き論文/一般論文 : 30分(目安:発表20分+質疑10分)
- ポジションペーパ : 20分(目安:発表10分+質疑10分)
◆ 11月16日(木)<1日目>
開会挨拶 13:30-13:40
セッション1:実世界インターフェース(13:40-15:10)(座長:篠原昌子(富士通研))
- 実世界オブジェクトへのリマインダ登録インタフェースの実装と評価
(査読付き論文)
◯呉健朗, 堀越和, 富永詩音, 中村仁汰, 宮田章裕(日本大)
- ステアリングの法則に基づいた切り絵創作のためのモチーフ難度と作者の技量の定量化に関する提案
(一般論文)
◯東孝文, 金井秀明(北陸先端大)
- カラーセンサを用いたタンジブルデバイスの平面位置検出に関する精度検証
(一般論文)
◯武田悠暉, 高田秀志(立命館大)
セッション2:情報共有、データベース(15:30-16:50)(座長:伊原彰紀(奈良先端大))
- 在宅医療における情報共有システムを用いた多職種連携への影響と効果に関する研究
(一般論文)
◯熊沢陽実, 金井秀明, 小坂満隆(北陸先端大)
- Uniotto: グループ型音楽鑑賞手法の提案と実装
(一般論文)
◯田村柾優紀, 新納真次郎, 白鳥裕士, 田島一樹, 中村聡史(明治大)
- アクセス減衰に基づく知識コンテンツ管理に関する考察
(ポジションペーパー)
山下智規, 蓬田光樹, 〇越智文太, 久保田恭守(富士通)
セッション3:議論セッション (17:00-)
◆ 11月17日(金)<2日目>
セッション4:情報機器活用コミュニケーション(9:00-10:20)(座長:由井薗隆也(北陸先端大))
- キャラクタ性を持ったボケて返す対話型エージェントの基礎検討
(査読付き論文)
◯瀧田航平, 鈴木奨, 呉健朗, 堀越和(日本大), 中辻真(NTTレゾナント), 宮田章裕(日本大)
- マイクロブログと漫画表現を用いた防災知識の提供による防災行動促進
(一般論文)
◯榎田宗丈, 吉野孝(和歌山大), 福島拓(大阪工大), 本塚智貴(人と防災未来センター), 江種伸之(和歌山大)
- 楽観的応答エージェントによる心理状態改善手法の基礎検討
(ポジションペーパー)
◯栗田元気, 鈴木天詩, 宮田章裕(日本大)
セッション5:地域サービス・医療福祉(10:40-11:40)(座長:岡嶋成司(富士通研))
- 図解分析を用いた宅配便企業による地域サービスパターンの検討
(ポジションペーパー)
潘永波, ◯由井薗隆也(北陸先端大)
- ゲーミフィケーションを用いたバリア情報収集の基礎検討
(ポジションペーパー)
◯大和佑輝, 呉健朗, 宇野広伸, 樋口恭佑, 荒木伊織, 宮田章裕(日本大)
- 独居高齢者を対象とした残存機能を活かす服薬支援システムの検討
(ポジションペーパー)
◯末岡弓奈, 金井秀明(北陸先端大)
セッション6:学習・協調作業支援(12:50-14:50)(座長:岡本昌之(トヨタ自動車))
- 文章表現の堅さ推定手法の基礎検討
(査読付き論文)
◯中村仁汰, 玉城和也, 小林舞子(日本大), 中辻真(NTTレゾナント), 宮田章裕(日本大)
- 創造技法と進捗管理を用いた自律学習支援システムの提案
(一般論文)
◯三浦幸太郎, 由井薗隆也(北陸先端大)
- 双方向サロゲートによる空間的遠隔協調作業の支援
(一般論文)
◯片山直樹, 高津良介(慶應大), 井上智雄(筑波大), 重野寛(慶應大)
- 触覚ディスプレイによる視覚障害者と健常者の共遊創作活動支援システムの開発
(一般論文)
◯鈴木達也, 金井秀明(北陸先端大)
表彰/閉会 15:00頃
過去の開催
- 2016年 草津温泉 ホテル&スパリゾート 中沢ヴィレッジ(群馬県吾妻郡草津町)
- 2015年 ホテルニュー塩原(栃木県那須塩原市)
- 2014年 ニューウェルシティ湯河原 (静岡県熱海市)
- 2013年 石和温泉 華やぎの章 慶山 (山梨県笛吹市石和町)
- 2012年 東京農工大学 小金井キャンパス(東京都小金井市)
- 2011年 南知多温泉郷 海栄館鯱亭(愛知県知多郡南知多町山海海岸)
- 2010年 ナスパニューオータニ (新潟県南魚沼郡湯沢町)
- 2009年 軽井沢倶楽部 ホテル軽井沢1130(群馬県吾妻郡嬬恋村)
- 2008年 千葉県勝浦市 勝浦ホテル三日月
- 2007年 群馬県安中市 ホテル磯部ガーデン
- 2006年 静岡県伊東市 ホテル暖香園
- 2005年 群馬県水上市 水上館
- 2004年 栃木県日光市 鬼怒川グランドホテル
■ ワークショップ実行委員会
実行委員長
斉藤 典明(NTT)
実行委員
板井 志郎(早稲田大),伊原 彰紀(奈良先端大),岡嶋 成司(富士通研),岡本 昌之(トヨタ自動車),小杉 晋央(日本IBM),篠原 昌子(富士通研),由井薗 隆也(北陸先端大)