グループウェアとネットワークサービス
ワークショップ 2020

Groupware & Network service Workshop 2020
日時 2020年11月20日(金)
場所 オンライン開催
主催 情報処理学会グループウェアとネットワークサービス研究会

■ お知らせ

発表申込状況,また,オンライン開催であることを考慮し,2020年11月20日(金)に全日程を実施いたします.(2020.11.4)

静岡県の舘山寺温泉での開催に向けて準備を進めておりましたが,参加者の安全や各自の状況を鑑みて,現地開催を中止し,オンライン開催とすることといたしました.(2020.10.6)

今年度は,静岡県の舘山寺温泉での開催を予定しております.現地開催にあたっては,ソーシャルディスタンスの確保・消毒液の設置・参加者の個室宿泊等の感染症対策を行う予定ですが,新型コロナウイルスの感染状況によっては,オンライン開催等に変更の可能性があります.

目次

■ お知らせ
1. はじめに
2. 対象分野キーワード
3. 募集カテゴリ
4. 日程
5. 発表申し込み方法・原稿送付先
6. 参加登録
7. プログラム
過去の開催
■ ワークショップ実行委員会

1. はじめに

インターネット,モバイル,センサネットワークなど情報交換・流通のためのインフラが整い,入出力技術や現実と仮想をシームレスに結ぶ技術の進展によって,ユビキタス社会が身近なものとなってきました.このような社会で私たちが快適で便利な生活をしていくためには,人と情報とのつながり,ネットワークを通した人と人とのつながり,ネットワークにより形成される集団と個とのつながりなど,従来の枠組みを超えたこれらの新たなつながりに関する研究が必要不可欠です.

これらを問題意識とした研究交流・意見交換の場として本ワークショップは始まり,今回第17回目となります.論文発表に加えて通常研究会の発表形式には収まりにくい構想や提案,検討段階の研究などの発表・議論の場ともなっており,毎年,温泉付き泊り込み形式による和やかかつ忌憚のない議論に花が咲いています.

皆様の多様な考えを,この場を利用して議論したいと考えていますので,是非ご投稿ください.

2. 対象分野キーワード

  1. 協調基盤技術:情報共有,同期/非同期コミュニケーション,組織知/集合知と ナレッジマネジメント,共有仮想環境(サイバースペース,拡張現実, 複合現実),グループウェアインタフェース,協調エージェント,エスノメソドロジー
  2. グループウェア応用:協調作業/学習支援,発想/思考支援,モバイル/ ユビキタスシステム
  3. ネットワークサービス/コミュニティ:ソーシャルネットワーク,ソーシャル インタラクション,コミュニティ支援,社会/行政サービス,遠隔教育サービス, セマンティックウェブ,クラウドソーシング,ゲーミフィケーション

これらのキーワードに限らず広い分野での論文を募集します

3. 募集カテゴリ

4. 日程

5. 発表申し込み方法・原稿送付先

発表申し込み・原稿送付先

メールアドレス:gnws2020 at siggn.sakura.ne.jp (atを@に置き換えてください)

発表申し込み方法(査読付論文,一般論文,ポジションペーパー)

発表申込みはe-mail による投稿のみとします.Word 形式, もしくはPDF形式で作成したファイルを添付し,以下をメール本文に記載して下さい.
一般論文とポジションペーパーに関しては,原稿はカメラレディ原稿締切までにご提出下さい.

発表申し込み方法(国際会議報告)

対象会議と発表者の条件は以下の通りです.

発表希望者は,以下を記載したメールを送付してください.

原稿は,採否通知後,案内に従って執筆してください.申込件数によっては,参加した国際会議をもとに採否を決定します.また,同じ国際会議に複数の申込があった場合は,共同での原稿執筆と発表を依頼することがあります.

原稿フォーマット

Word形式もしくはPDF形式で作成し,ファイルをメールに添付すること. 各テンプレートは,情報処理学会の 「研究報告原稿作成について」 からダウンロードできます.

ヘッダに「情報処理学会研究報告 IPSJ SIG Technical Report」が明記されるものをご利用ください.発表した論文は全て情報処理学会の電子図書館(情報学広場)に登録されます.

■ LaTeXスタイルファイルを利用して原稿を作成する場合
■ MS-Word で論文を作成する場合

6. 参加登録

こちらのページ からお申し込みください.

参加登録時に記入いただいたアドレスにオンライン会議の情報を送付いたします

参加費に関しては,情報処理学会のマイページからの請求となります

参加区分 参加料金
GN研究会登録会員・情報処理学会ジュニア会員 無料
情報処理学会正会員・非会員 2,000円
情報処理学会学生会員 1,000円

7. プログラム

◆ 発表時間

◆ 2020年11月20日(金)

開会 9:30-9:35

セッション1 コミュニケーション支援 9:35-10:50(座長: 塚田晃司(和歌山大学))

  1. 会話の流れの可視化によるビデオ会議ファシリテーションへの影響(査読付き論文
    〇今井廉(日本大学), 呉健朗(ソフトバンク), 富永詩音, 木村悠児(日本大学), 酒井知尋, 小島一憲(ソフトバンク), 宮田章裕(日本大学)
  2. 匿名性を段階的に変化させるコミュニケーションシステムの受容性調査(ポジションペーパー
    〇栗田元気, 今井廉(日本大学), 呉健朗(ソフトバンク), 富永詩音, 尹泰明(日本大学), 酒井知尋, 小島一憲(ソフトバンク), 宮田章裕(日本大学)
  3. おいしさ情報と「匂い」:食事の感想作成タイミングによる文中使用表現の特徴分析(一般論文
    〇林央也, 吉野孝(和歌山大学), 平林(宮部)真衣(東京大学)

セッション2 機械学習・VR・AR 11:05-12:10(座長: 岡本昌之(トヨタ自動車))

  1. 集合知定理に基づくクラス判別用AIの提案と医療分野への応用に関する検討(一般論文
    〇吉開範章, 栗野俊一, 橋口徳一 (日本大学), 加澤佳奈, 森山美知子 (広島大学)
  2. ゲーミフィケーションを用いたバリア画像収集方式の基礎検討(ポジションペーパー
    〇村山優作, 大和佑輝, 奥川和希, 前田真志, 宮田章裕(日本大学)
  3. 仮想世界におけるビーム状攻撃被弾時の感覚強度調査(ポジションペーパー
    〇新井貴紘, 井上亮文(東京工科大学)

GN研究賞表彰式 表彰後、昼食・昼休み 12:10 - 13:30

セッション3 教育 13:30-14:35(座長: 小島一憲(ソフトバンク))

  1. 通学制大学の学生はオンライン講義で満足できたのか?(査読付き論文
    〇斉藤典明 (東京通信大学)
  2. オンライン講義における学生の内職防止手法の比較(ポジションペーパー
    〇尹泰明, 富永詩音, 今井廉, 木村悠児, 宮田章裕(日本大学)
  3. 小規模な協同学習における学習者の動作の分析 (第2報)(ポジションペーパー
    〇渡邊栄治(甲南大学), 尾関孝史(福山大学), 小濱剛(近畿大学)

セッション4 行動支援 14:50-16:00(座長: 岡嶋成司(富士通研究所))

  1. 情報の信頼性への関心を高める流言注意喚起ボットの開発(一般論文
    〇西村涼太, 吉野孝 (和歌山大学), 平林(宮部)真衣(東京大学)
  2. 夜間避難時に避難情報を投影提供する懐中電灯型避難支援システムの開発(一般論文
    〇大塚彩秀菜, 塚田晃司(和歌山大学)
  3. 段階的に衝動買いを促す視覚障がい者向けシステムの基礎検討(ポジションペーパー
    〇森岡優一, 呉健朗(ソフトバンク)

閉会 16:30終了

過去の開催

■ ワークショップ実行委員会

実行委員長

斉藤 典明(東京通信大)

実行委員

岡嶋 成司(富士通研),岡本 昌之(トヨタ自動車),小島 一憲(ソフトバンク),小杉 晋央(日本IBM),篠原 昌子(富士通研),松本 早野香(大妻女子大)