グループウェアとネットワークサービス
ワークショップ 2018

Groupware & Network service Workshop 2018
日時 2018年11月15日(木),16日(金)
場所 美ケ原温泉 ホテル翔峰(長野県松本市)
主催 情報処理学会グループウェアとネットワークサービス研究会

■ お知らせ

目次

■ お知らせ
1. はじめに
2. 対象分野キーワード
3. 募集カテゴリ
4. 日程
5. 発表申し込み方法・原稿送付先
6. 参加登録
7. 発表一覧
7. プログラム
過去の開催
■ ワークショップ実行委員会

1. はじめに

インターネット,モバイル,センサネットワークなど情報交換・流通のためのインフラが整い,入出力技術や現実と仮想をシームレスに結ぶ技術の進展によって,ユビキタス社会が身近なものとなってきました.このような社会で私たちが快適で便利な生活をしていくためには,人と情報とのつながり,ネットワークを通した人と人とのつながり,ネットワークにより形成される集団と個とのつながりなど,従来の枠組みを超えたこれらの新たなつながりに関する研究が必要不可欠です.

これらを問題意識とした研究交流・意見交換の場として本ワークショップは始まり,今回第15回目となります.論文発表に加えて通常研究会の発表形式には収まりにくい構想や提案,検討段階の研究などの発表・議論の場ともなっており,毎年,温泉付き泊り込み形式による和やかかつ忌憚のない議論に花が咲いています.

研究発表以外にも,例年ナイトセッション・ビブリオバトル等の特別なセッションを設けており,楽しい雰囲気の中,研究や夢について熱く語り合えます.今回は,学生の皆様が,参加した国際会議での経験や,興味深い研究について紹介する国際会議報告セッションを企画しています.その他の場所,例えば,湯の中,食事の最中でも,きっと有意義な時間を過ごすことができるでしょう.今回もベストペーパ賞とベストプレゼンテーション賞を設け,ポジションペーパー・国際会議報告への授賞も予定しています.情報処理学会非会員の方でも,グループウェアとネットワークサービス研究会の登録会員でない方でも,自由に参加可能です.

皆様の多様な考えを,この場を利用して議論したいと考えていますので,是非ご投稿ください.

2. 対象分野キーワード

  1. 協調基盤技術:情報共有,同期/非同期コミュニケーション,組織知/集合知と ナレッジマネジメント,共有仮想環境(サイバースペース,拡張現実, 複合現実),グループウェアインタフェース,協調エージェント,エスノメソドロジー
  2. グループウェア応用:協調作業/学習支援,発想/思考支援,モバイル/ ユビキタスシステム
  3. ネットワークサービス/コミュニティ:ソーシャルネットワーク,ソーシャル インタラクション,コミュニティ支援,社会/行政サービス,遠隔教育サービス, セマンティックウェブ,クラウドソーシング,ゲーミフィケーション

これらのキーワードに限らず広い分野での論文を募集します

3. 募集カテゴリ

4. 日程

5. 発表申し込み方法・原稿送付先

発表申し込み・原稿送付先

メールアドレス:gnws2018 at siggn.sakura.ne.jp (atを@に置き換えてください)

発表申し込み方法(査読付論文,一般論文,ポジションペーパー)

発表申込みはe-mail による投稿のみとします.Word 形式, もしくはPDF形式で作成したファイルを添付し,以下をメール本文に記載して下さい.
一般論文とポジションペーパーに関しては,原稿はカメラレディ原稿締切までにご提出下さい.

発表申し込み方法(国際会議報告)

対象会議と発表者の条件は以下の通りです.

発表希望者は,以下を記載したメールを送付してください.

原稿は,採否通知後,案内に従って執筆してください.申込件数によっては,参加した国際会議をもとに採否を決定します.また,同じ国際会議に複数の申込があった場合は,共同での原稿執筆と発表を依頼することがあります.

原稿フォーマット

Word形式もしくはPDF形式で作成し,ファイルをメールに添付すること. 各テンプレートは,情報処理学会の 「研究報告原稿作成について」 からダウンロードできます.

ヘッダに「情報処理学会研究報告 IPSJ SIG Technical Report」が明記されるものをご利用ください.発表した論文は全て情報処理学会の電子図書館(情報学広場)に登録されます.

■ LaTeXスタイルファイルを利用して原稿を作成する場合
■ MS-Word で論文を作成する場合

6. 参加登録

こちらのページ からお申し込みください.
2018年11月2日(金)以降は、5,000円増しとなります.

参加費は宿泊費,食費込みの金額です.

参加費に関しては,確認メール(申込後に事務局より送付)に記載の銀行口座にお振込みをお願いします.

参加区分 事前登録料金
(2018/11/2(金)まで)
登録料金
(2018/11/3(土)以降)
GN研究会登録会員 24,000円 29,000円
情報処理学会正会員・非会員 28,000円 33,000円
情報処理学会学生会員 16,000円 21,000円

7. プログラム

◆ 発表時間

◆ 11月15日(木)<1日目>

開会 13:30-13:40

セッション1 議論・発想支援 13:40-14:50(座長:篠原昌子(富士通研))

  1. 発言状況のリアルタイム可視化が議論への参加意欲に及ぼす影響(一般論文
    〇岡澤大志,大山涼太,石川誠彬(電気通信大学),望月俊男(専修大学),江木啓訓(電気通信大学)
  2. ミニ移動大学における気づきコミュニケーションの創発性(一般論文
    〇岡田政則(金沢学院大学), 内平直志, 平石邦彦, 國藤進(JAIST)
  3. アイデア連想のつながりを明示化するブレインライティング支援システムの開発(ポジションペーパー
    〇梅村雄貴,由井薗隆也 (JAIST)

セッション2 開発支援・検索、マッチング 15:10-16:35(座長:由井薗隆也(JAIST))

  1. 複数のストリーム処理基盤を連携可能なサービス開発・実行システムの設計と実装(査読付き論文
    〇笠波昌昭,小牧大治郎,山口俊輔,篠原昌子,堀尾健一,村上雅彦(富士通研究所)
  2. 自由に紙をちぎって電子情報を手渡すインタラクション方式の基礎検討(査読付き論文
    〇富永詩音,呉健朗,立花巧樹,宮田章裕(日本大学)
  3. 歯科情報による個人検索支援システムの開発と評価(一般論文
    〇安田大誠,吉野孝(和歌山大学),玉川裕夫(大阪大学)

セッション3 故松下先生追悼セッション 16:50-(座長:斉藤典明(東京通信大))

GN研究会設立に尽力された初代主査の松下先生を偲んで開催します。松下先生との思い出を語っていただける方は、是非このセッションでエピソードなどをご紹介していただければと思います。

◆ 11月16日(金)2日目

セッション4 教育・コミュニケーション支援1 9:00-10:20(座長:吉野孝(和歌山大))

  1. 認知症のある人との会話トレーニングシステムの基礎検討(査読付き論文
    〇樋口恭佑,大和佑輝,呉健朗,栗田元気,鈴木颯馬,宮田章裕(日本大学)
  2. 個人適用型メディア講義システムの提案(一般論文
    〇斉藤典明(東京通信大学)
  3. 障害児・者の教育とコミュニケーションを促進するアプリの開発と実証-学ぶための土台(Learning Roost)の提示-(一般論文
    〇柴田邦臣(津田塾大学),松本早野香(大妻女子大学),服部晢(駒澤大学)

セッション5 教育・コミュニケーション支援2 10:30-11:25(座長:岡嶋成司(富士通研))

  1. 複数対話型エージェントの役割分担によるユーモア生成システムの基礎検討(査読付き論文
    〇中原涼太,長岡大二,呉健朗,大西俊輝,柴田万里那,宮田章裕(日本大学)
  2. 消防緊急通報時のスマートフォンでのテキスト編集過程情報を用いた焦り度の推定可能性の検証(一般論文
    〇泉朋子(大阪工業大学), 樋口雄大, 北村尊義, 仲谷善雄(立命館大学)

セッション6 国際会議報告セッション 11:30 -12:10(座長:江木啓訓(電気通信大))

  1. CollabTech2017報告(国際会議報告
    〇岡澤大志,江木啓訓(電気通信大学)
  2. CollabTech2018報告(国際会議報告
    〇志垣沙灯子, 吉野孝(和歌山大学)

セッション7 センシング・アウェアネス 13:30-14:45(座長:宮田章裕(日本大))

  1. 新たな賃貸物件探索指標のためのIoTセンシングデバイスの検討(一般論文
    〇諏訪 博彦, 大坪敦, 中村優吾 (NAIST), 野口真史(LIFULL)
  2. アウェアネス支援を目的とした足音記録伝達システムの検討(一般論文
    〇越後宏紀, 小林稔(明治大学)
  3. 観光客を対象としたWeb閲覧時に防災情報にさらすシステムの評価(一般論文
    〇坂本真輝,吉野孝,永井隼人,佐野楓,ブレント・リッチー(和歌山大学)

表彰/閉会 15:00頃

過去の開催

■ ワークショップ実行委員会

実行委員長

斉藤 典明(東京通信大)

実行委員

板井 志郎(筑波学院大),岡嶋 成司(富士通研),岡本 昌之(トヨタ自動車),小杉 晋央(日本IBM),篠原 昌子(富士通研),由井薗 隆也(北陸先端大)